17 前にされたことを思い出し07は大げさに112から離れる 「どこ行くンだよにゃんこちゃん!」 07は何も言わずさらに112から離れ205の後ろに隠れた 盾にされた205は不機嫌そうに眉を寄せ咎めるような声を上げる 「オイ、俺を盾にするな」 「だ...だってよ...」 「にゃんこちゃん冷てェ...まだ...怒ってンの?」 112に言われ07は205の陰に隠れたまま言う 「...お、俺はいいんだ...ただ58のことは...正直許せない...」 「でも許してくれたぞ?」 112の言葉に07は目を見開き思わずといったように聞き返した 「へっ!?マジ...で?」 「マジマジ!」 自信満々な112に07は困ったように205を見上げた 「ンだよ」 「...マジなのか?」 「...俺に聞くな。知りたいなら本人に聞きに行けよ」 205はそういうと立ち上がり言葉を続けた 「今から行くか...?」 「...!いいのか...?」 [*前へ][次へ#] |