6 答えない男に205は再度尋ねる 「答えろ...隠れだよな?」 「...は...は...ぃ」 男の言葉を聞き205はすっと目を細める 「俺は隠れって奴が嫌いでな...」 睨みつけられ男の顔からみるみる血の気が失せて行く その様子を205は酷く楽しそうに見つめた 「くく、58に表立って狩られた方がマシだったのになァ...?」 そう言い205は男の顔を加減無しで殴り飛ばす 男は人形のように軽く跳ね地面に転がった 「ぅぐ...」 「せいぜい後悔しろよ」 それからはあっという間だった 複数だというのに全く歯が立たず数分も立たないうちに男達は地面で呻いていた 男達を見下ろし205は問い掛ける 「くく...痛ェか?」 「ひ...ぃい...ゆ、許し...」 懇願する男を205は呆れた様子で見つめた 「許す?はは、別に俺は怒っちゃないぜ...?俺はただ制裁するだけだ...」 205は声にありったけの愉悦を含ませ男達に言い捨てる [*前へ][次へ#] |