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「...ッ」

112の姿を確認すると58は途端不機嫌な表情になった
112はそんな58に構わず一人でベラベラと喋り始める

「あのさー205には行くなって言われたンだけどよ!やっぱこういうことって早い方がよくね?とか思って...」
「...何の、用だ」

どす黒いオーラを放ちながら低い声を出す58
112は首を傾げながら言う

「どうした調子でも悪いのか」
「テメェのせいでな!」
「あぁそうだったな!すまん!」

満面の、07とはまた違う邪気のない笑顔を浮べる112
その謝罪に罪悪感は全く感じられない

人をこんなにしておいてそれで許される気でいる112に58は呆れた

「...もういいから、出てけ」
「何でだよ。お話しようぜ。何がいい桃太郎か。アダルトな桃太郎聞かせてやろうか」
「マジでいいから出てけ...ッ痛ッ...ぅ」

叫んだ拍子に傷が痛み58は顔をしかめた
その様子を112はまじまじと見つめ呟く

「あー...なんかオマエの痛そうな顔結構そそるな...」
「あ"!?」
「...ヤッっていい?」

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あきゅろす。
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