13 07がそんな目に遭っているなどとは知らない205は相変わらず男達と話していた 一枚の紙に鉛筆を滑らせながら告げる 「...これで以上だ、何かあるか」 「異論はねェな」 「俺も」 「賛成〜」 三人の返事を聞き205は立ち上がった 「じゃ後は各自で頼む」 「いいのか205。作戦内容ちゃんとメモしてないじゃねェか」 44の問いに205は自身の頭を指差し答える 「ココに入ってる。どこで情報が洩れるかわかンねェからな。」 「ぬかりないねェ...さすが"元隊長"サンは違うな」 「...その呼び方止めろ」 205は鋭い声でそう言い44を睨みつけた 睨まれた44は戯けた仕草で肩をすくめる 「へーへーすみませんでした」 「...わかりゃいんだよ..」 「ねぇねぇ、205〜」 02が205の肩にすり寄りながら話しかけて来た その手を軽く払いながら205は尋ね返す 「何だよ」 「もうすぐ例のアレが近いから準備よろしくね?」 「もうンな時期か...」 [*前へ][次へ#] |