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「Bブロックと大体同じだろ?」
「あぁ...帰りは44か02に聞くといい。じゃぁな」

柴はそれだけ告げると205に背を向けてさっさと歩き出した
その背中を見送り205はAブロックの食堂の扉を開く

「205オォ...!!」
「...元気そうだな112」

112は205を見るなり飛びつく勢いで叫ぶ
椅子に縛り付けられた状態の112は上半身に何も纏っておらずその身体には痛々しい鞭の痕が顔にまで残っていた
その姿を見て205は楽しそうに笑う

「くくっいい格好じゃねェか...」
「人事だと思いやがって...痛かったンだぞ!」

112は唸るように205を睨む

「テメェのせいだろうがそんなん...それ春日にやられたんだろ?」
「あぁ...あの野郎容赦ねェよマジで...」

112はしゅんとなった大型犬のように項垂れた
205はそんな112を見つめ心底楽しそうな笑みを零しながら問う

「ケツは無事だったか?」

ニヤニヤと笑う205に112は渋い顔で答える

「"貴方みたいな堪え性のない犬は抱く価値もありませんね"だってよ...」
「ンんだよつまンねェの...」

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