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「No.07についてだ」
「あ...?07がどうしたよ」

予想外の言葉に眉を寄せ尋ね返す205
柴は歩みを続けたまま淡々と続けた

「...最近のオマエはアイツにかまけ過ぎだ」
「あ...?」
「最近会合をすっぽかしているのは07が理由だろ」
「...だったらどうした」

反省する様子などない205に柴は厳しい声で告げた

「あまりボスとしての仕事に支障が出るようなら署長に言って部屋割りを変えてもらう」

柴の言葉に205は不機嫌な表情で問う

「ンだと?」
「...当然だろう。刑務所はホテルじゃないんだ」
「へいへい、わーったよ気をつけりゃいンだろ」

渋い顔で頭を掻く205に柴は少し言いにくそうに言った

「そして...これは俺個人からの質問なんだが」
「何だよ...?」

珍しいこともあるものだと205は目を細めた
柴は少し口ごもったあと続ける

「アンタは07の罪状を知っているか...?」
「署長に話は聞いたけどな」


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あきゅろす。
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