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囚人も囚人なら看守も看守だと205はため息をついた

「お探しの囚人というのはNo.07のことですか?」

春日に問われ205は後ろを振り返る

「...何でわかった」
「たった今連絡が入りましてね」

春日は耳に付いているピアス型の無線を指差し続けた

「どうやら樋野が保護したようですよ」
「...看守の野郎が...?」

思わず尋ね返した205に春日はからかうように問う

「気になりますか?」
「...いいから教えやがれ」
「人にものを頼む態度ではありませんね...」

春日はそう言い口元を歪めた

「それなりの態度を示してもらいませんと」

205は渋い顔をしたまま頭を掻くと言いにくそうに言った

「...頼む」

満足したのか春日はにっこり微笑み告げる

「...そうですね、では耳を貸して下さい」
「...ここからでもいいだろ」


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あきゅろす。
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