1 傾向/物語中心/挿入無し +++++++++++ 「ォィ...!ォ−ィ...!」 「...?」 呼びかける声に07は目を覚ました 瞼を開けると看守がちょこんとベッドの際に座り込んでいる 「お目覚めか?」 「...ん...起きた」 ぼんやりとしたままの頭で07は欠伸を噛み殺す そんな07に看守はにっこりと笑った 「昼飯食いに行くぞ?」 「...もうそんな時間か」 どうやら大分寝ていたらしい 怠さの残る身体を叱咤して起き上がり思い切り伸びをする ズキズキと痛む腰だが寝て体力を回復したおかげかほんの少し楽になった 「ん...」 「食事室のメシってクソ不味いしさ俺と一緒に来いよ」 「え...」 「俺のメシ分けてやるから」 コイツと二人きり... [次へ#] |