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「看守...」

看守の言葉に思わずじーんと目頭が熱くなる
最近は酷い扱いしかうけていないせいか少しの優しさが身に沁みた

やっぱコイツ以外といい奴なのかも...

07がそんな事を思っているとにっこり笑って看守が言った

「慰めてやるから」

妙な違和感に07は眉を寄せ訝しげに尋ねる

「...どうやって?」
「勿論身体で?」

...そうだよな...コイツはこういう奴なんだよな

見直しかけた07だが思い直し溜め息をついた

「...はぁ」
「何だよその溜め息は」
「別に」

ぶっきらぼうに答えた07に看守はへらりと笑う

「まぁいいや...飯の時にまた来るから」

看守はそう言いひらひらと手を振って看守室へ帰って行った

「...はぁ」

静かになった部屋で07は再度溜め息をついた

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