12 内心で呟き205は目を細めた そんな考えなど知る由もない07はふと思いついたかのように尋ねる 「...アンタは?」 「俺か?...俺はな」 205はにやりと笑い07の背後に回ると背中から抱きしめた いきなりのことに07は驚いたように声を上げる 「あぁ...!?」 「オマエと仲良くでもするか」 言った205に07は首を振りながら頑なに言う 「イヤ、いい。全力でお断りする...!」 「ンなつれねェこと言うなって...」 昨日とは打って変わってニヤニヤ笑いが復活した205を07は訝しげに見つめた 「大体仲良くって何だ」 「ん?そうだな...」 205は相変わらずに笑いながら07の服をまくり上げ程よく筋肉のついた腹筋を撫でた ビクンと身体を硬くし07は叫ぶ 「...ッ!ちょ、無理無理ッ昨日の今日なンだぞ...ッ?」 「あー...?何もヤるとは言ってねェだろが」 「じゃ...何...ッ」 焦ったように言う07に205はにべもなく答える 「触ってるだけだ」 [*前へ][次へ#] |