3 「...わからなくていい」 いつものニヤニヤ笑いとは違う優しい笑みに07はますます混乱した 「...アンタだってアイツラと変ンねェコト、俺にしたのに」 俯いて言う07に205は静かに答えた 「そうだな」 否定するでも無く答えた205に07は疑問をぶつける 「...どうして」 「...さぁな...」 言い終わる前に205が遮る様に答える 詮索する事に疲れ07は黙り込んだ 「...」 「随分酷くされたモンだな...痣になってる」 205の指が内股を撫で07はビクリと身を揺らした 「ん...ッ...」 いつもとは違う労る様な触れ方に思わず身体が反応してしまう 「...悪かったな」 [*前へ][次へ#] |