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眉を寄せこちらを睨みつける07に205は不機嫌そうな声を出す

「ンだよその顔…不満でもあるのかよ」
「……」

何も答えず立ち上がると扉に向かっていく07
205は舌打ちしその腕を掴み07を向き直らせた

「話があるって言ってんだろうが、どこに行く気だ?」
「……離せよ」

07は低い声でそういい205の腕を逆に掴んだ
途端視界が激しく揺れ、強い衝撃が205を襲う

咄嗟の事に動揺したがどうやら地面に叩きつけられたらしいと205が気づくのに少し時間を要した

遅れてやってきた痛みに顔をしかめ205は身体を起こす
コンクリートに容赦なく叩きつけられればさすがに鍛えている205にしてもそこそこ痛い

「…っ…07テメ…ェ…!」

叫びながら身体を起こすが07の姿はない
ずきずきと痛む背中をさすりながら205は獰猛な獣のように低く唸る

「…クソ…本当にめんどくせぇガキだ…」

頭をがしがしと掻きながら扉を乱暴に開け205は07を探そうとに扉から出た
さすがに狩りの前日、何も知らないままで居させることはまずい

とそう考えた所で205は気づく

…いや、もうあいつに構わなくても…

そんな思考が頭を掠めた


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あきゅろす。
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