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疲れの為か避ける事も叶わず痛みに呻く07の頭を乱暴に掴み無理矢理膝立ちにさせる
07は憎々しげに58を見上げた

「く...」
「...結局テメェは俺に負けンだよ...ココでな」
「畜生...」

苦々しく呟いた07をまじまじと品定めするかのように見つめ58は皮肉混じりに言う

「...ヘェ...通りで綺麗なツラしてンじゃねェか...そのツラ使って205サンに取り入ろうとしたンだろ...?」
「...は...?」
「身体使って205サンを落とそうとするたァまるで娼婦だな?」

言われた言葉に07は眉をひそめた

何...言ってやがンだコイツ...

58は本気でそう思っているらしく07を蔑む様に見つめて来る

「...汚ェ野郎だな」
「俺はンな真似してな...」

勝手な言い草に07は言い返したが言葉の途中で頭を乱暴に引き上げられる

「痛...ッ」
「そうに決まってンだろ...そうでもなきゃテメェみたいなガキを205サンが相手にするワケないじゃねェか」



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