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傾向/和姦/羞恥

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「何が知りたいんだ…?」
「ちょっと待てよどういうことなんだ…?情報屋は」
「…鈍いな、情報屋ってのは俺のことだよ」

そういい情報屋だと名乗るその男は得意げに笑う
07はいまだ事態が飲み込めず混乱気味にまた訪ねた

「…お、お前が?」
「そう。情報屋の栄生玄六。No.は821だ。よろしくな」

差し出された手をおずおずと握り返し07は訝しげに男、821を見つめた

…こいつが、情報屋…?

噂から想像していたイメージと大分違っていたが一旦この男の言葉を信用することにし07は口を開く

「…205のことが知りたいんだけどよ…」
「へェ?アンタからその質問がくるとはな。なんで直接あの男に聞かない?」

意外そうな顔をしながら訪ね返す情報屋に07は困った顔で言葉を濁す

「…別にいいだろ」
「まぁ、話したくないってんならいいけど。そっちに座んな」

いいながら情報屋は椅子の隣にあるベッドをぽんぽんと叩く
促されるまま腰掛け07は部屋の様子を見つめる

自分と205の部屋より大分物が充実している上に821はその部屋を一人で使っている様子だった
ベッドは当然として、机や椅子、沢山の本が詰まった本棚まで

「…豪華だと思うか?」
「!…まぁ。俺の部屋とは大分違う」


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あきゅろす。
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