16* ズル、と潤いのないそこに指が潜り込む 先ほどまでの浅い挿入とは違い一気に奥まで押し込まれ07は嫌々と首を振った 「こ...れ以上指、挿れちゃ...ッマジ、で...ぁッ」 指が前立腺を押しつぶすように擦れる 背中をゾクゾクと駆け上がる快感を追い払うように07は目をきつく瞑った 「ん...ッぁ...止めろよ...ッ」 流されまいと必至になる07だが抵抗すればする程205が高ぶることには気づかない 205は07をいたぶるように問う 「何でだよ...?」 「...ッ...」 キッと睨みつけて来る07をものともせず205は首筋に舌を這わせる 「睨ンでも怖くねェぞ?」 「...いい加減にしろこの変態...ッ」 頭にカッと血が上り07は205を突き飛ばした 油断していたとはいえ突き飛ばされた事に205は驚き目を丸くした だがすぐに口元に心底楽しそうな笑みが浮かぶ まるで獲物の抵抗を楽しむような獣の笑み 「おっと...」 「...どうして...俺に構うんだよ...ッ」 [*前へ][次へ#] |