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嫌な話題に07は顔を曇らせる
死刑なンて...縁起でもねェ...
Aブロックへの扉を見つめながら思う
205は07の肩を叩き話題を変えるように言った
「...んで、あっちが看守室」
「あぁ...アイツの部屋か...」
頭に印象的な金髪と碧眼が浮かぶ
第一印象は最悪だったケド意外に馴染めそうな奴だったな...
ぼんやり考える07に205が付け足したように言う
「あの変態野郎の部屋だな」
「アンタとどっこいどっこいだけどな」
つい憎まれ口を叩いた07に205は口の端を歪め笑った
「そうかそうか...そンなに犯られてェか...」
「ちっ違ェよ...ッ」
205は焦る07の肩を無理矢理掴むと唇を重ねた
「...ッ!ん、ンぅう...ッ」
07は苦しそうに喘ぎながら205の肩を押し返そうとするがやはりびくともしない
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