side story
支持率。
「お前の支持率は半端ない」
「なんですかマスター、いきなり」
「お前客にモテすぎなんだよ」
「え…知りませんよ、そんなこと」
「何故だ、お前ばかりが何故モテる！」
「いやだから知らな…」
「登場回数は同じくらいだろ…やっぱジンくらいの年齢が一番モテるのか…いやでもだな…」
「ちょっと待ってください。マスターなんの話してるんですか？」
「何って…サイト訪問者からの人気「わー！！わー！！わー！！」
「なんだいきなり」
「マスターこそ何言ってるんですか」
「いやだからこのサイト「わー！！」
「なんなんだ」
「いや、マスターこそなんなんですか」
「おかしいよなぁ…お前支持者が多い気がするんだよなぁ…」
「そんなことないですって」
「いやある。身近にいるやつだけでも結構いるぞ？」
「マスターの気のせいですよ」
「そんなことねぇよ。……リリだろ、向かいの菓子屋のパティシエだろ、常連の女客に、じいさんに…(ブツブツ)」
「だーいじょぶッスよー！ナイトレイさんのジン君溺愛度もひきをとってませんからー！」
「うおっ」
「あ、ヤシロさん」
「てめぇどこから現れやがった！」
「玄関ス！あ、ジン君ー、ボクにオレンジジュースくださーい」
「はい！」パタパタパタ
「……お前ほんと自由だな」
「いやぁ」
「褒めてねぇ」
「あ、話戻しますけどー、ボク、ナイトレイさんが一番ジン君を想ってると思うんスよー」
「………なんでだよ」
「なんて言うか、ナイトレイさんの愛が一番重いっていうかー」
「…ちょっと待て」
「もう、べったり、とか、じっとり、が擬音語として合うっていうかー」
「……………」
「親バカなのかショタコンなのかわからないスよね！」
「………………っ」
「あれ？どうしましたナイトレイさん」
「お前マジで何しにきた…」
「定期検診ス！」
「ジュースお持ちしました」
「どうもー！」
「……(イラ)……まぁいい…ジンにくらべてヤブ医者、お前なんて誰からも支持されていないだろうな」
「へ？」
「お前なんて地味に２回も登場してるのに、登場人物のところには絵がないし、きっと誰も名前覚えてねぇよ！」
「グサー！！｣
「ちょ、マスター！？」
「絶対そうだね、この前意味深なこと言ったくせに誰の印象にも残ってないね！」
「ちょ、ちょっとちょっと！マスター、それ以上危険な発言やめてください！！」
「う……ナイトレイさんだって…絶対誰もあなたの名前フルネームで言えませんよ！！マスターで定着してますよ！！」
「グサァ！！」
「………………」
「悔しいですか！悔しいでしょう！！」
「くぅ…テメェなんてなぁ！！」
「なんスか、うけてたちますよ！！」
「もう……僕知らない…」
おわり。
グダグダでごめんなさい。
[2008/12/10]
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