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ただ傍にいることが当たり前で、そんな日が続いてくと信じていた

幾度目の生と死 絶望する。僕が生きている事を

いくつもの世界でその度に脆く朽ちてゆく命

抱き締められた腕から伝わる体温はいつもの温もりを持ってしてけれど確かに何処か悲しい。

僕は、息を詰まらせる。

瞬きもなく唇を寄せる。

傷つけて君の心に穴を開けてその傷を深く抉っていけば、いつかは君の心の奥底に手が届くのではないかと、

死ねばいいのよ、あんたなんか

残酷な銀

メランコリックブルー

哀れなジャンキー

そんな目をさせたかったわけじゃない。

あんたの真紅が痛いのよ。

ただただ見えないふりをした。

狐の面を身に纏い

腕と腕とを甘く絡めて

足首にキス

リボンで縛る

舌を這わせて歯を立てる

だってきみがだいすきなんだ

いとも簡単に僕の手をすり抜けて、

君が泣かなくて済むように、せめて泣かなくて済むように。

僕を抱けよ。

僕とひとつにならないか

素直になれなんてどの口が言うの

昔は可愛かったのにねぇ

時には甘えてみたりして、

跨って首を絞めて、それから、

構って欲しい。

愛していました。どんなに酷い扱いを受けても(私にとっては大切な人でした)

そうだ、そうでなくちゃならない。









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