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02




不確かすぎる愛情よりも

馬鹿みたいに頭の中が真っ白になった

俺の心は綺麗じゃなかった

好きだと言って。殺していいから。

永遠なんて戯言を

笑顔で壁を作る

脳裏を掠めたのは、

あったかいね、

無残な爪痕も甘い快楽も(君がくれたものなら、それでよかったのに。)

なんて自分勝手で、なんて優しい

透明なライン

時に残酷な君の笑顔

せめて美しい夢を見ろ

何故こんなにも、(愛しいのか。)

例え世界中を敵に回しても

さようなら、あいしてたよ

それでも君は笑っていた

どうか許さないで

優しさはただ残酷で

渇望は虚しく空を切り、

ごめんね、それでも僕は、君が好きだったよ。

傷跡に、キスを

離、せ

僕は月に笑われた

そう、恐れていたのはいつだって

好きな人の好きな人

最も残酷な形で、幕は閉じる。

君のその笑顔が悲しい

遠い記憶、見失ったもの

この世に正しい答えなどあるものか












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