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眩しすぎて僕は息も出来ない。
帰る場所があるあなたの事を
あなたが太陽みたいな顔をして笑うから、僕はますます夏が嫌いになった。
たとえばそれが、僕でなくとも。
アンタの傷跡は嫌いじゃあない。
優しいなんてアンタらしくない。
傍若無人な彼氏。
校則違反が口実だなんて、
何時だって僕以外の名を呼んでいた君
目障りな銀
ね、ぼくのものになりなよ
最後はこの目を、お前にあげよう。
何時だって俺はあなたのものになりたかった。
生きたがりと逝きたがり
血塗れの信徒など、
長い黒髪に口付けて、
籠を壊してくれたのは、
あの時届かなかった背中は今、
お前の笑顔は、眩しすぎるんだよ。
あれ程欲しかった青なのに、遠すぎて手も届かない
この身に宿る狂気も髪質も笑い方ひとつでさえ僕とお前は同じだったから
出来損ないの片割れ
生まれ変わっても僕達こうして愛し合っていていいんだろ?
酷く加虐心をソソられる
淫らな女は嫌いじゃあない
愛してるくらい言ったらどうなの
いいかげん認めたらどうなんだい?
信じない信じないわ、(アンタの事好きだったなんて!)
僕はどうかしている
よりにもよってこんなやつと!
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