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君を想う歌声
そろそろ本題……?
さて、現在……


「つまり、私が何を
言いたいかっていうと、
可愛い受けもいいけど、
時代は男前受けよね、って事。分かる?」

「あぁ〜、分かった分かった」

「ホントに分かってるの!?」


理事長が軽く鬱陶しいです。


「その話はもう数十回と聞いてるからな。
そろそろ本題に入ろうぜ? な?」

「そうね……
まぁ、今回はこの位で
止めておこうかしら」


理事長は“今回”はの所を
やたらと強調した台詞を口にした。

なんだかなぁ……


「じゃあ、さっさと本題に
移ってちょうだい」

先程のデレデレとした表情が、
嘘かのようなキリッとした表情を作り、
理事長は遥輔さんを見据える。

真面目にしてれば、
普通に美人なのに……


「全く……
お前のせいで良い気分が台無しだ……
折角Gをぶっ潰せる算段が……
「付いたの!?」付いたってのに……」


遥輔さんがG?だかを
潰せるとかって話を出した途端に、
理事長は身を乗り出して
遥輔さんに詰め寄る。

滅茶苦茶目がキラキラしてんですけど……







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