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(ジニーとルーナ)学生時代  /  Toyholicさんとのコラボ







授業が終わり、教室を出るとルーナが一人びしょ濡れで立っていた。
「ルーナ!」
ジニーは思わず叫んで駆け寄った。
ルーナは振り返り、微笑んでのほほんとした声で答えた。
「あら、ジニー。こんにちは」
格好とそぐわない明るい笑みだった。
「こんにちは、じゃないわ!どうしたの?」
心配とほんの少しの怒りをこめて聞いた。
ルーナはジニーの声を聞いて少し驚いたが、またにっこりと笑った。
「この格好のこと?きっとナーグルのせいだと思うンだ。だから平気だもン」
ジニーは呆れて何も言えなかった。
ルーナは杖で服を乾かしながら楽しそうに話す。
「森でセストラルにえさをあげた後、お城に戻ってきたらぬれたんだ。きっと森からナーグルがついてきちゃたんだ」
渇いたブロンドの髪が風に揺れる。
ほんのりと優しいおひさまの匂いがした。
「…そう、ならいいわ」
ふ、とジニーは微笑んだ。
ルーナのはなしを信じているのではない。
けれど彼女が笑うなら、いいのだ。
「心配してくれてありがとう。友達みたいで嬉しい」
にこにこと笑いながらルーナはくるくると回った。
「なに言ってるの、友達でしょう?」
ジニーも楽しくなって笑いながら言い返す。
「ホント?」
「ホントよ」
二人はくるくるにこにこしながら楽しそうに言い合いをした。
それはまわりから見たら、とても奇妙な二人だったのだけれど。
ルーナの不思議ちゃん伝説がまたひとつ、増えたという。





Toyholic MORさんとのコラボ実現\(^o^)/
もともと、このジニルナ話のきっかけがMORさんのひまわりルーナタンブラーだったんですが、そのことを某つぶやきで伝えたら、奇跡のコラボ企画へと発展しました…!
本当にありがとうございました><//
MORさんの素敵サイトは、上部リンクからどうぞ!ルーピン先生、スネイプ先生、ルーナたん好きにはたまらないサイトさんです^^
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あきゅろす。
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