Short Novels(D2-Side)
それはそれで需要ある
「さて、ユカリさまもお出掛けしてまだ帰って来ませんし、だーれも来ない書庫でこっそり持ち込んだ漫画も読み終わった事ですし…ふふ。ふふふふふ…やりますか」
〜箪笥物色中〜
「お、おほっ、おぉぉぉお…相変わらず見事に白一色じゃないですか…。ここまで徹底してると清々しい通り越して素直につまんない…。あの方もお年頃なんですからもっとこう、せぇくしーな勝負パンツの一つでも持ってればいいのに。強気に赤!とか大人な黒!とか、逆に着けてる意味あんの?レベルなスッケスケとか。ブラもやっぱり白しかないしなー」
「うーん…ちら。ちら。ちらり。…よし、誰も居ない。当たり前だけど誰もいない。さてどれくらい成長なさったのかちょっとご確認〜♪」
……………。
「ごめんなさい。従者の私の方が大きくてごめんなさい。でも大丈夫です!そんな貴女は私の大好物です!いいじゃないですかちょっとくらい小っちゃくたって!大事なのは大きさじゃありません、元気出してくださいね!…と、そんな事本人に言ったら本物の雷落とされかねませんから言えませんケド。…おかしいなぁ、ちゃんとこーっそりお布団に潜り込んですやすやお休みしてる間にマッサージして差し上げてるのに。たまにしか出来ないのが悪いのかな…でもあの方、基本眠りが浅いからよっぽどじゃないと起きちゃいますからねー…今日から多少危険を侵しても毎日しようかな」
〜〜入らなかったけど一応洗濯中〜〜
「そういえばあの方、好きな人とかいないんですかね。まさかあの年になって初恋もまだとかどこの天然記念生物?ってわけじゃないでしょうし。確か前世の記憶あるんでしたっけ?精神年齢ハタチ越えててまっさかー」
〜〜牢屋にて〜〜
「へちゅんっ」
〜〜ユカリ私室〜〜
「よし乾いたし、たたんで元の位置にバレないよーに仕舞って…ふう。やり遂げたぜ。さて、ヒマですしあの方にぴったりな可愛い下着でも探しましょうか」
※この後ユカリの箪笥に色とりどりの勝負下着が追加されました。
誰かこの変態通報してください。
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