妄想だもの
団地妻4医者登場
サンジは見覚えのある天井を見上げ、息をついた。
「・・・・ロー。おれ、また倒れたのか?」
「ああ。気分はどうだ?」
「ん、大丈夫。」
「熱、測っておけ。」
「ああ・・・。なに?!」
「熱測るんだよ。」
「な、やめろ!なんで!?」
「ここで測るのが、一番正確なんだ。知ってるか?」
「いやだ!やめろって!!やっ!痛いぃっ・・・。」
「痛いわけねーだろ?散々あいつのモノを咥え込んでるんだからな。」
ローは嘲笑するような声音で話す。
サンジの頬には朱色が差し、肯定しているも同然だった。
「エースでなくてもいいなら、コレでも構わないだろ。」
「いや!いヤダ!!・・・う、あ、あ、ゾロ!!ゾローー!!」
サンジは泣きじゃくり、ゾロの名を呼んだ。
無意識に口にした名前に、一番驚いていたのはサンジ自身に他ならず、ハッと口元を抑える。
ローも少しだけ眼を見開いたが、すぐに鋭い眼差しに戻り、事を再開しようとしていた。
ガタン!!
大きな音がして、サンジが救いを求めるようにそちらをむくと。
涙でぼやける視界にゾロが見えた。
★
ローさまがお熱を測ろうとされまして・・・。
ナニで測ろうとしたんだ?(・・;)
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