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妄想だもの
団地妻4医者登場


サンジは見覚えのある天井を見上げ、息をついた。

「・・・・ロー。おれ、また倒れたのか?」

「ああ。気分はどうだ?」

「ん、大丈夫。」

「熱、測っておけ。」

「ああ・・・。なに?!」

「熱測るんだよ。」

「な、やめろ!なんで!?」

「ここで測るのが、一番正確なんだ。知ってるか?」

「いやだ!やめろって!!やっ!痛いぃっ・・・。」

「痛いわけねーだろ?散々あいつのモノを咥え込んでるんだからな。」

ローは嘲笑するような声音で話す。

サンジの頬には朱色が差し、肯定しているも同然だった。

「エースでなくてもいいなら、コレでも構わないだろ。」

「いや!いヤダ!!・・・う、あ、あ、ゾロ!!ゾローー!!」

サンジは泣きじゃくり、ゾロの名を呼んだ。

無意識に口にした名前に、一番驚いていたのはサンジ自身に他ならず、ハッと口元を抑える。

ローも少しだけ眼を見開いたが、すぐに鋭い眼差しに戻り、事を再開しようとしていた。

ガタン!!

大きな音がして、サンジが救いを求めるようにそちらをむくと。



涙でぼやける視界にゾロが見えた。







ローさまがお熱を測ろうとされまして・・・。
ナニで測ろうとしたんだ?(・・;)

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