ブレーメンの詩的なものだよ多分うん ドワーフと愛と私の 林檎を一つ? 涙を一つ? 人間嫌いのドワーフは人の住む村を避け、ひっそりこっそり暮らしていた。 ドワーフは毎日鉱山で汗水たらしてせっせと働いていたよ、家族を養うために。 けれどもドワーフの留守中に山賊は現れた。 ドワーフが帰ってきたとき、年端のいかぬ娘は犯されたあとに顔の皮を剥ぎ取られ愛する妻は同じく犯されその後首を切り落とされていたよ。 変わり果てた娘と妻をみてドワーフに湧いた感情は、憎しみ 憎悪?哀しみ 悔しさ 狂うような家族への愛と ひたすら湧きあがる憎悪 憎悪憎悪憎悪 狂った狂った ドワーフはとち狂った 愛と愛と狂愛と愛と憎悪 愛情は大きくなった ドワーフは器用さを生かし 娘の顔の皮を貼り付けなおした 妻の、壊れ死んだ妻の首を縫い付けなおし ドワーフ自身が妻を犯した それは愛だ 死のうがなんだろうが 愛した愛した愛 ドワーフの愛 尊敬するよ、ドワーフ そして敬意を込めて 君を殺そう 愛情がない. [*前へ][次へ#] [戻る] |