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詩集
兄弟の距離
いつも背中ばかり見ていた
あのたくましい背を
どうしても追い抜きたくて必死になっていた
その一方で絶対に適わないことに憧れていた
でも、いなくなってしまった
二度と手の届かない所へ行ってしまった
もうどんなに追いかけても追い付かない
一生距離は縮まらない
この虚無感はどうすればいいのだろう
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