痛みと嘆きの塔
1
古の伝説
彼方より此方の地に
異形の者訪れん
禍々しき気色纏いし異形
甘言をもって
人々を惑わさん
いつしか人々
それを悪魔と呼び
時代の賢王
揺るぎなき叡智をもって
その悪魔を
森の塔に封印したり
月日は流れ
悪魔が来たりて幾星霜
その塔は未だ
閉ざされたまま
何人たりとも
その塔に入ることなかれ
その禁破りし時
その身に終わり無き
災いが降りかからん
『痛みと嘆きの塔』
The towor of
the Pain and the Grieve.
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