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\二次小説/
$この先ずっと(にーに中心亜細亜)


ー…すべて奪ってしまった…ー



「菊さん!先生の容態は!?」
私は首を横にふる。
湾は悲しそうにし病室を開けた。
そこには耀さんが眠っている。

「意識はあり一命を取り留めましたが…」

「ましたが?」

「ナースの方が言うにはもう、私達のことは記憶にないと…忘れていると」
「………!?」

湾は泣きはじめる。

あぁ、私を庇ってくれた貴方、しかしそのかわりに大きな代償を…

湾を慰めて面接時間を過ぎ湾を引き連れ跡にした




ガラガラと扉を開くと目の前に香が立っていた。

「菊さん…おかえりっす。」
「香さん、メールでおっしゃったような状況で今も寝ています。」

「そうっすか」

ヨンスが見当たらないときょろきょろ辺りを見渡す。ヨンスの姿がない。

いつもの場所だろうか。

いつもの場所に行くと泣いているヨンスが居た。
たくさん泣いたのか目は赤くなっている。
そっと相手を震える手で抱きしめた。

「…き………菊?」

「すみません、ヨンスさん、ですが…」

皆でまた記憶をゆっくりと戻せばいい。
たとえ忘れていたらその時は新しく新規作成すればいい。

だが王耀が目覚めずに早三年。
このまま起きなかったらと思うと震えが止まらない。意識はあるし生きている、しかし恐怖もある


そんなある日、一本の電話が

pppppppppp…
電話音がなり電話に出た。

「もしもし」

『本田さん!王耀さんが、今すぐ来て下さい!』

なんか嬉しそうにか泣いているナースの田中さん。

「はい、今から向かいます。」

携帯の電源を切り直ちに皆を連れていく



病院のドアをあければそこには目を開きこちらを見る王耀。


こちらをみて微笑む耀さん。

「お前…は?」

ナースさんが言うには記憶がないのでしたね。

「私は、本田菊です。」

「菊?」

「えぇ」


私は微笑む


あとから来た、ヨンス、香さん、湾さんも合流し四人でよくお見舞いにいった


_________________


やがては耀退院した。

記憶もじょじょに回復に近づいてる。


「老師ー」


「先生。」


「アニキ!」


「耀さんっ」


「今、行くある!待ってるよろし。」


順調に記憶回復している。完ぺきではないが。



これからさき



この先ずっと




ずっと





ずっと






一緒だよ、老師(にーに


___________
冷凍林檎です(・ω・)ゞ

久しぶりにほのぼのに書いて見ました(ゞ∀・)

write/2012/06/22

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