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ボカロ図書館
始まりの出来事
ある日のある朝

ミク「う〜ん!よく寝たぁ!さぁてっと!」
ミクは支度を始める
ミク「今日はリンちゃんやレンくんが遊びに来るからおいしいもの作らないと」
ミクはせっせと料理の用意をする
ミク「2人とも喜ぶかな?」
作る料理のことを考えるとリン、レンのことよりお腹すいたことが頭を巡る
ミク「よしっ!自分のご飯作ろう(笑)」
ミクは冷蔵庫から卵を取り出しネギで埋め尽くされた野菜室からネギを一本いただく
フライパンにごま油を大さじ一杯いれ少し熱する
その間に卵をとき塩を少々入れる
そしてフライパンに丸くなるように入れ上から切ったネギを卵に混ざるように入れ少し半熟にして完成(料理小説ではありません)
そして味噌汁をつぎご飯を茶碗に入れて朝ご飯の完成
ミク「いっただっきまーす!」
元気よく言いご飯をほおばる
ミク「へひははほ、はひほふ!(ネギ卵最高!)」
行儀悪く食べながらの独り言
数分後完食
ミク「ごちそうさまでした」
両手を合わせて言う
ミク「さてと、リンちゃんとレンくんに何か料理用意しないと」
ミクは皿を片付けキッチンへ向かう
ミク「何を作ろうかな?」
料理の本を片手に考える
ミク「リンちゃんと言えばみかんでレンくんと言えばバナナだよね」
ミクは本をパラパラめくりパフェのページで手を止める
ミク「あっここ使えそう」
作るために冷蔵庫を開ける
ミク「あっ生クリームとかないや」
ミクが悩んでいるときインターホンが鳴る
ミク「はーい(リンちゃん達かな?)」
インターホンのカメラを見るとリンとレンが映っていた
ミク「いらっしゃーい!」
元気よくドアを開ける
しかしレンがいない
ミク「あれ?レンくんは?」
リン「ミク姉、ドアに挟まっているよ」
ミク「えっ!」
ドアを戻すと壁に少しめり込んだレンがいた
ミク「あっごめんねレンくん!」
レン「ミク姉、もう少しゆっくりドア開けてよ」
真っ赤になった顔で言う
ミク「さぁ入って!」
ミクは2人を入れた
リンはキッチンに置いてある本に気がついた
リン「ミク姉、何か作ってくれるの?」
ミク「2人にパフェ作ろうと思って。だけど生クリームとか足りなくて」
リン「大丈夫。ねっレン?」
レン「えっ?僕が?」
リン「何?文句?」
リンは威圧をかける
レン「わっわかったよ」
そう言ってレンは家を出た
ミク「リンちゃん、手にあるのって何?」
リン「ん?これ?ミク姉へのお土産」
ミク「ありがとう!早速開けていい?」
無邪気にミクは聞く
リンは「いいよ」と言いすかさずミクが箱を開ける
ミク「これは…」
リン「ちょっと見かけたネギケーキ」
ミク「ありがとう!」
ミクは嬉しさのあまりリンを抱きしめた
リンは腰骨が鳴ったような感覚に襲われた
リン「ミ…ミク姉…、く…苦しい…」
ミク「あっごめんね」
とっさにリンを解放する
ミク「じゃあ早速いただこうかな」
のびてるリンをよそにスプーンを取りに行ってケーキを食べ始めた
ミク「うーん!おいしい!」
食べ終えたときレンが戻ってきた
レン「生クリーム買って…きた…よ?」
レンは床でのびてるリンを見つけた
レン(何があったんだ!?)
ミク「ありがとうレンくん。早速作るね!」
ミクはキッチンへ向かう
レンはリンに駆け寄る
レン「リン大丈夫?」
リン「こっ…腰が…」
レン「えっ?こっ腰?」
レンはリンの腰をマッサージする
リン「なんとかなったかも」
そう言ってリンは立ち上がる
リン「ミク姉の抱きしめ方は多分兵器だよ」
レン「へっ兵器?」
リン「一瞬腰いったと思った」
レン「大丈夫なの?」
リン「まぁなんとか」
そんな2人をよそにパフェを作ったミクが戻ってきた
ミク「お待たせー。こっちがリンちゃんでこっちがレンくんね」
リンはみかんが乗ったパフェをもらいレンはバナナが乗ったパフェをもらった
2人はそのパフェに呆然とした
リン「こんなパフェ見たことない」
レン「なんかちょっと違うような…」
リンはみかんが丸ごと乗ったパフェでレンの場合も丸ごと入っている
しかも皮付き
ミク「さぁ!食べて!」
2人はあまり乗り気でないが「いただきます」と言い食べ始めた2人は一生懸命皮をむき食べる
リン・レン「おいしい!」
ミク「でしょ?頑張ったんだよ!」
リン「レンをぱしらせて正解だった」
レン「えぇー!」
リン「あっそうだミク姉」
ミク「何?」
リン「明日みんなでデパートでも行こうよ」
ミク「いいね!」
レン「そうだね」
リン「よし!明日みんなでボカロデパートに行こう!」

2人はパフェを食べ終えた
リン「ミク姉、今日はありがとう!」
レン「おいしかったよ!」
ミク「良かった!また来てね!」
2人は「うん!」と言ってミクの家をあとにした
ミク「明日はデパートかー。うーん!楽しみ!」

始まりの出来事 終わり

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