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第二話 衝突、衝撃
発展域に向けて車を走らせる七人
大地「そろそろだ」
前を見ると少し遠くにブラッドレーと数人の軍が待ち構えていた
ミクはサイドドアを開け屋根に登った
胡桃「何をする気!?」
ミクはしまっていたRPGを取り出しブラッドレー目掛けて放った
ブラッドレーは勢いよく爆発した
いきなりの事で軍は動揺している
発展域に入るには閉じられた扉を開く必要がある
リンはドアから身を乗り出し新型のグレネードを放ち扉を破壊した
車一台入るほどの穴が開く
グレネードと呼んでいいのだろうか
混乱する軍を通り過ぎ発展域に入った

発展域の高速道は周りにいくつも黒こげの乗り物が転がる
もっと奥に行きたいが黒こげの車が塞いでいてすぐ近くの出口を降りるしかなさそうだ
胡桃「キングダムはこんな大惨事を生んだのね」
周りからは煙が大量に上がっている
胡桃「大地マスクしなさい。噂によれば汚染域らしいわ」
そう言って二人はマスクをした
高速道を降りた先にいたのは姿の変わり果てた人だった
がくぽ「過去のデータから言えばゾンビと言うのが正しいでござるな」
胡桃「ひどい…。まさか発展域のほとんどの人がこんな風に…?」
大地「おいおいそうなると恐ろしい数だぞ」
その時こちらに気付いたのかゾンビが一体迫ってくる
胡桃「嘘!こっちに来てるわ!」
大地「くそっ!どうすりゃ!」
パニックになる二人
MEIKO「怖がることないわ」
そう言いMEIKOはトカレフを放つ
パーンと乾いた音が響き窓を破ってゾンビの頭に命中した
ゾンビはうめき声を上げながら倒れた
MEIKO「ねっ?怖がることないでしょ?」
二人はさすがボーカロイドと思った
だが何か振動が伝わる
ミク「地震?」
リン「こんな縦揺れは地震じゃないよ」
ルカ「!あれ見て!」
ルカが言う方を見るとサイのようなゾウのようなものが50キロの速度で向かってくる
がくぽ「あれは何でござるか!?」
ミク「早くみんな降りよう!」
しかし、降りる間もなく七人の乗ったワゴン車は弾き飛ばされてしまった

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