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ボカロ図書館
歌姫祭の予行
ミク「今日はしっかり頑張るぞ!」
ミクはやる気満々に目覚める
ミク「今日はよく眠れたからさっそくご飯にしよう!」
ミクはふと時計を見る
時計は8時を指している
ミク「ルカ姉昨日何時集合って言ってたかな?」
ルカの言葉を思い出す
ルカ「ミクちゃん、明日は8時半には集合しましょう。学校の時間と変わらないから遅刻しないわよね」
ミクは青ざめた
ミク「やっばーい…」
慌てて着替える
ミク「二日連続遅刻になりそう(泣)」
ミクははちゅねミクのほっぺみたいなパンをくわえて学校に急ぐ
ミク「リンちゃん達、もう着いたかな?」
学校の門をくぐり抜ける
階段を駆け上がり音楽室に向かう
勢いよく扉を開ける
ミク「セーーフ!」
リン・レン「!?ミク姉!?」
ミク「はぁ…はぁ…。…あれ?ルカ姉は?」
リン「まだ来てないよ」
ミク「ルカ姉が遅刻なんて珍しいね」
誰かが走ってくる音が聞こえる
ミク「ん?」
廊下を覗くと奥から誰か走ってくる
ミク「あれって…」
全力疾走してくるルカだ
ルカは勢いよく扉を開ける
ルカ「ぜぇ…ぜぇ…。みんな…おはよう…」
ミク「ルカ姉大丈夫?」
ルカ「こっ…これくらい…どうってことないわ…」
明らかに大丈夫ではない
ミク「ルカ姉、とりあえず休みなよ」
ルカ「そうね…」
ルカは椅子に座りぽっぴっぽー未来野菜ジュースを取り出し一気に飲み干した(350ml)
ルカ「…。さぁ練習よ!」
ミク・リン・レン「復活早っ!」
ルカ「当たり前よ!遅れを取り戻すわよ!」
ミク「やっぱりルカ姉は厳しいや!」
みんなは練習に入った
ルカ「レンくん!そこもっとお腹から声出して!」
レン「あっうん」
ルカ「リンちゃん!ビートをもう少ししっかり掴んで!」
リン「はっはい!」
ルカ「ミクちゃん!楽器を演奏する力足りない!集中して!」
ミク「う〜(泣)」
こんな指導が二時間続いた

ルカ「よしっ!完璧ね!」
レン「はぁ〜疲れたー」
リン「またルカ姉にビート怒られちゃった」
ミク「ふぇ〜」
ルカ「このくらいでへこたれちゃダメよ!まだまだ練習よ!」
リン「次はルカ姉だよ〜」
ルカ「私は歌の練習は済ませたからあなた達が演奏を練習する番よ」
ミク「えっ?」
ルカ「あなた達に私の歌唱力の指導は無理でしょ」
レン「さすがルカ姉だな…」
ルカ「さぁ練習よ!」
リン「指導は出来ないけどルカ姉の歌を聴いてみたいな」
ルカ「うーん、そうね、ちゃんと聴いてなさいよ!」
ルカは歌い始めた
ミク「さすがルカ姉!」
レン「音楽の教師務まるよねー」
リン「うんうん」
ルカは歌い終えた
ぱっとしない表情だ
ミク「ルカ姉?」
ルカ「ダメだわ。まだまだ練習が足りない!」
リン「えぇ〜!?」
レン「十分上手くない!?」
ルカ「これじゃダメなのよ!」
ミク「ルカ姉にしかわからない…」
ルカ「あの場所にもっと震えが必要だわ!」
ということでルカも練習することになった
ルカは自分の歌声を正そうと夢中になってる
ミク「どうしようか?」
レン「ルカ姉は置いておくしかないよ」
そう言って三人は練習を始めた
ミク「リンちゃんビートよくなってきてるよ」
リン「やった!」
レン「確かに上手くなってる」
リン「レンに言われても」
レン「えぇ〜」
ミク「まぁまぁ」

一時間後
ルカ「よしっ!完璧ね!」
ルカは自分の歌声に満足したようだ
ミク「ルカ姉、終わったの?」
ルカ「えぇ。みんなは?」
リン「こっちも終わったよー」
ルカ「それじゃあ一度合わせましょう!」
4人は曲を合わせる
ルカ「…うーん!みんな頑張ったわね!上手!」
ミク「ルカ姉も良かったよ!(どこがどう変わったかわからないけど)」
ルカ「ミクちゃんに評価されるくらいじゃないわよ。もっとすごいのよ!」
ミク「…」
ミクが褒めれるほどの者じゃないとルカが言っているのを悟った
リン「ルカ姉、リンは?」
ルカ「ちゃんとビートわかっているじゃない。ちゃんと覚えてたのね」
レン「俺のどう?」
ルカ「上手よ!」
レン「よしっ!」
ミク「ルカ姉、このまま次いく?」
ミクはルカを見返したいために次の練習に誘った
ルカ「そうね、そうしましょう」
リン「次は私のセツナデシコだ!」
4人は練習を始めた

数十分後
ルカ「生きてくんだろのところもう少し気持ち込めれない?」
リン「経験したことないからなかなか」
ルカ「例えばレン君が離れて一人で頑張る時を思い浮かべて」
リン「なるほど!」
レン「嬉しそうにしてるのはなんで?」
ミク「しっかり頑張らないと…」
ルカ「…リンちゃん良くなったわ!」
リン「えへへっ!」
ルカ「最後はミクちゃんね」
ミク「私のメルト!」
ルカ「そうね。頑張るわよ!」

ミク「メールト、溶けてしまいそうー」
ルカ「ミクちゃん、メールトのところもう少しちゃんと音程上げて!」
ミク「う〜(泣)」
リン・レン「(ミク姉、頑張れ…)」

二時間後
ルカ「だいぶ良くなったわ」
ミク「やっと…」
ルカ「みんな頑張ったわね。今日はみんなでご飯に行きましょう」
リン・レン「やったぁ!」
ミク「私は…」
ルカ「はいはい、ネギステーキ頼んでいいわよ」
ミク「やったぁ!」
4人はレストランに来た
レン「レストラン"リンネ"…」
ミク「ネギステーキ…!」
ルカ「入るわよ」
4人はテーブル席に座った
リン「どれにしようかな?」
ミク「ネギステーキ…!」
ミクは周りが見えてない
ルカ「タコマグロパスタにするわ」
リン「オムナポリタンある!これにする!」
レン「じゃあねぎたまチャーハンにするよ」
ルカ「すみません」
店員を呼ぶ
店員「いらっしゃいませ。ご注文は…」
ミク「ネギステーキ!」
ミクはすかさず答えた
リン「オムナポリタン」
レン「ねぎたまチャーハン」
ルカ「タコマグロパスタでお願いするわ」
店員「かしこまりました」
そういって店員は移動した

楽しい時間はあっという間にすぎる
ミク「ネギステーキおいしかった」
ルカ「良かったわ。あなた達はそろそろ帰らないとね」
リン「そうだね」
レン「ありがとうルカ姉!」
なにやら後ろの席が騒がしい
?「だめだよメーちゃん!飲みすぎ!」
?2「うるさいバカイト!」
4人はそのままレストランをあとにする
4人はそれぞれ帰路についた
ミク「今日は楽しかった。週末には歌姫祭だ」
ミクはネギの抱き枕を抱きしめ眠りにつく

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