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ボカロ図書館
目指せ歌姫祭

ミク「ふぁ〜」
ミクは目が覚めた
ミク「あー学校ー」
寝ぼけたまま洗面所に向かう
ミク「ふぎゃ!」
寝ぼけてたので気付かず壁に頭をぶつける
ミク「う〜(泣)」
ミクの顔は真っ赤だ
このことで目が覚めたのでご飯にする
ミク「何食べようかな?」
冷蔵庫の中を探す
ミク「とりあえず頭が痛いや。ご飯でなんとかしよう」
まだ寝ぼけているのか頭痛をご飯で治そうとする
時計は8時を指している
ミク「まだ8時か〜。…ん?8時?」
もう一度時計を見る
時計は8時を指している
ミク「ご飯してる場合じゃない!」
ミクは慌てて着替え始める
ミク「う〜(泣)」
半泣きになりながら急ぐ
一時間目は遅刻に厳しいルカ先生の音楽なのだ
ミク「遅刻したらルカ姉になにいわれるか…」
ミクはネギみたいなパンをくわえて走る
ミク「急がないと!」
商店街を抜けて山のふもとの学校に向かう
学校は小・中・高・大と全て一貫学校なのだ
DIVA学園の文字が見える
ミク「見えた!」
移動教室なので音楽室に走る
そして音楽室の扉を勢いよく開ける
ミク「セーーーーフ!」
そこにはルカがいた
ルカ「ミクちゃん、十秒遅刻よ」
ミク「ガーーン(泣)」
やっぱりルカは厳しい
ミク「十秒くらい許してよ〜(泣)」

学校が終わり放課後
ミクは音楽室に向かう
勢いよく扉を開ける
ミク「お待たせー!」
リン「あっミク姉!」
レン「やっときた!」
ミクを含め三人は歌同好会のメンバーなのだ
そして顧問の教師は…
ルカ「あらミクちゃん、やっときたわね」
ルカだ
もともと同好会はミク一人で勝手にしていた
よくはちゅねにいたずらされたがそれで一歩踏み出すことが出来、ライブをしたこともある
そして前回の歌姫祭の時にギターの練習をしていたリン、ギターが上手いレン、指導していたルカを引き入れた
リンと一緒にルカの厳しい練習を頑張った
ミク「あの時を越えるような歌姫祭にしようね!」
リン「うん!」
レン「あぁ!」
ルカ「えぇ!」
レン「前回はこっち向いてBabyだったけど今回はどの曲?」
ミク「一人のライブの時はThe secret gardenを歌ったけど…」
ルカ「今回はみんながそれぞれ歌ってみたらどうかしら」
ミク「それ良い!」
リン「それぞれが歌うのは良いけど、誰が楽器鳴らすの?」
ルカ「みんなよ」
レン「そうか!誰かが歌っていたら歌っていない人がするってことだね!」
ミク「さすがルカ姉!」
リン「だけど大丈夫?三曲分の演奏の練習に自分の歌の練習だよ?」
ルカ「やってみましょう!」
レン「頑張るか」
ミク「まずみんなで曲を決めていこうよ!」
リン「ココロ歌う!」
ミク「リンちゃん早い!私だって!マトリョシカとか!」
ルカ「ミクちゃん、GUMIに迷惑かけられないでしょ」
ミク「そうでした」
レン「右肩の蝶にしようかな?」
リン「私前奏やサビに入らないといけないじゃん。レンのためにするの面倒」
レン「えぇー!」
ルカ「まあまあ、レンくんの純粋な歌が一番良いと思うわ」
レン「そうかな…。だけどなんの曲にしようかな?」
リン「どおでもいいんじゃない?」
レン「えぇー!?ゲームでも純粋な自分の歌少ないのに(泣)」
ミク「悪ノ召使、いってみる?」
リン「私いるじゃん」
ミク「あ…」
レン「純粋な僕の歌が…ない」
リン「スーパーヒーロー歌えば?」
レン「それがあったか!」
リン「子供っぽい歌だよね。途中まで」
レン「子供っぽいって…」
リン「レンがそうくるなら私セツナデシコにする」
ルカ「じゃあ私はPaletteにするわ」
ミク「私はメルトにする!」
ルカ「決まりね!」
リン「レンの曲の演奏しないといけないなんて」
レン「そんなこと言わなくても(泣)」
ルカ「それぞれの曲を完璧にしていくわよ」
リン「早めに終わらせたいからレンからでいいよ」
レン「理由が早く終わらせたいって…」
ルカ「じゃあレンくんからしましょう!」
ミク「よし!かんばろう!」

ミク「機材はこんなもんかな?」
リン「レンもっと頑張って」
レン「てかリン手伝ってよ」
リン「レンがサボらないようにサポートしてるの」
レン「(サボってんのリンじゃん!)」
ルカ「リンちゃん、これ持ってくれる?」
リン「了解ー」
リンは楽器を持ったままレンのところにくる
リン「はい、レン」
レン「ふぇ?」
リン「これもお願いね」
レン「僕ばっかり(泣)」

数分後
ルカ「全部終わったわね」
ミク「ふへ〜、疲れた〜」
ルカ「さぁ!練習よ!」
ミク「やっぱルカ姉は厳しいや〜」
レン「あのー。こんなときになんだけどさ…」
ルカ「どうしたの?」
レン「夜桜舞に歌変えて良い?」
ミク「…」
リン「…」
ルカ「…」
レン「…まずいこと言ったかな…」
リンのパンチが飛ぶ
レン「ぐほっ!」
レンは音楽室から外に飛ばされた
レン「いててて…」
リン「バカレン」
そう言って扉は閉められた
レン「ごめん!スーパーヒーローじゃないの謝るから!その代わりちゃんと夜桜舞頑張るから!」
レンは少し泣きそうだ
中からなにやらクスクス笑い声が聞こえる
レン「?」
扉が開いた
リン「バカじゃないの?泣きそうになるなんて!」
奥でミクもルカも笑いをこらえている
レン「はめたな!」
レンに笑顔が戻る
ミク「さぁ!練習しよう!」
みんなは「おぉー!」と声を上げ練習に入った

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