思わぬ再会2
光「なに勝手に呼び捨てにしてんだよ!!」
要「別にいいだろ。減るもんじゃないんだし」
あーいえばこういう…――
光「確実に俺の何かが減る!!」
要「何だ?小さいことは気にするな。俺の事は要って呼べ、もしくは要様だ」
光「何でお前はいちいち態度がデカいんだよ!!もう離せ!俺は部屋に行きたいんだ!」
要の腕から無理やり離れて9階のボタンを押す
要「なにしてんだ?俺の部屋来いよ」
光「お前……さっき俺等何話てた?」
要「要様って呼べって話?」
それよりも前だよ!てか誰が“様”で呼ぶかよ!!
光「はぁ…俺が外部生だって話だ。だから部屋まだ見てないし片付けてないんだよ……」
少し呆れたせいか声に覇気がなくなった
要「そんなあから様にテンション下げんなよ…軽い冗談だろ」
冗談ってこんなに疲れるもんだっけ?
要「荷ほどき手伝ってやりたいんだが明日の入学式の準備で立て込んでるんだ…――代わりに今度何か奢るぜ」
は?…――入学式の準備?こいつがか?率先してサボりそうなのに
光「別に手伝って頂かなくても結構ですし、奢らなくてもいいです」
要「お前、何いきなり敬語になってんだ?失礼な事考えてただろ?それに俺様が直々に奢るなんて稀なんだぜ?」
稀って………コイツ、
光「はっ、ケチくせー奴なんだな」
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