町田アキラ全短歌





カーテンもシーツも下着もなくていい コンドームは引き出しの真ん中


「californication」流れ 今日これが最期のキスのような気でいる


かんかんの36℃の真夏日が切りすぎた髪 諦めさせる


君はまだ待っているのかヒマワリと400日前去った女を


君はもう忘れたんだろ 角にあるセブンイレブンでキスをしたのは


killersを聞いてるうちはまだあたし恋しているわ 恋しているわ


口開けて横目に見たのは電線にしがみついてるビニール袋


靴下の右と左が捨てるときまでツガイなら吉のジンクス


グラウンド走る群れをただ見ていると学校はなんか収容所みたい


栗の実のガードの堅きを思い知りそっとしゃがんで靴紐結ぶ


くるくるとたこ焼き回あの棒が神様 私鉄板の上


車降り「またね」の笑顔 時間差で解いた髪から君の移り香


車からオペラが漏れてる 耳すませ system of a downの新譜だ!


蛍光灯突き刺す夜のコンビニが嫌いだ どこか責めてるようで


Gorillazの四年ぶりかの二枚目のアレを歌って朝日と散歩を


こんなにも暑い夏の日続くのは神のお告げだ「彼を愛せ」と




*前次#

あきゅろす。
無料HPエムペ!