押し出された愛の行方<016>
そして彼女は帰ってしまった。
本当に戻っていってしまったのだ、
『元居た所へ』。
そうだ、忘れてた。
彼女は、500年後のセカイの住人――。
元来、出会うこと自体が有り得なかったはずなのに、出会ってしまったのは何かの間違い。天の気まぐれ。
それなのに、
報われる事なんてないというのに、
彼女へ抱いてはいけない思いを抱いてしまった僕が愚かだったのだ。
彼女を想うからこそ告げられない、心。
016:押し出された愛の行方
ただ一つ遺されたのは、受取手のないキモチだけ。
苦い時間と、甘い痛み。
それらを抱えながら500年先を夢見てるのだ。
ハートっていう読みの単語に「傷つく」みたいな意味もあった気がしたけど見つからなかったから訂正(ノ_・。)
意味をかけたかったんだけどなぁ(TωT)
さっきの015の続きとしても、トリップ連載のその後としても、ただの独立した話としてもいける話を目指して撃沈orz
お相手は……とくに決めてないです(すいません)
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