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これからも


「バ〜ネ〜!っはよー!!」


前方に見えた大きな背中を私は全速力で追いかけた。

そして、勢いに乗りそのままギュッと抱きつく。

「ん?おぉなまえ!はよ!!」

かなり勢いをつけたのに彼の...バネの体はびくともせず、しっかりと私の体を受け止めた。

そしてニカッと笑うと、私の頭をぐしゃぐしゃとかき回した。


私はこの大きな手と笑顔が大好きなんだ


「どうしたんだ?えらくご機嫌だな」

「お!わかる?」

「分かるぜ!なんたって俺の彼女のことだたらな!!」

「さっすがバネ!!」


そういうと、バネは「だろ!」と言ってニカッと笑った。

だから私もニコッと笑う。

そして鞄をあさると、赤いリボンのついた小包を取り出す。



「お?そっれてもしかして...」


「ん!ハッピーバースデイ、バネ!!生まれてきてくれてありがとう!!」

「さんきゅ!!なまえ!!」


そういってバネはもう一度私の頭をかきまわした。


「ちょっバネっ髪の毛が!!「!!」


と、急にバネは手を止めた。



「どしたの?バネ?」


「.........ダビデがまたくだらねぇダジャレ言ってる気がする...!!」



.............................



「は?」

「っし!一緒にいくぜ!なまえ!!」

「え、ちょっまっ!!」


バネは私の手を取ると、走り出した。


「っもう、誕生日くらいっ...ツッコミ休業っ......すりゃいいのに!!」

「い〜じゃねぇか!みんなが寒い思いするよりはよ!」

「っぷ!そだね!!」


このあと2人で全力で走って。


2人でダビデにツッコミして。


2人で笑いあって。


来年も再来年もその先もずっと...
こうして一緒に過ごそうね!バネ!!


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前サイトより、バネ誕でした。
ずいぶん前に書いたものなので酷いですが。
…書き直したいです


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