蓮咲焔様/骸ギャグ甘





僕の可愛い可愛い、名前

そんな彼女でも一つ問題がある。






「名前、今日の下着は何色ですか?」

「え…ピンクだけど…」






コ レ だ





「何故公衆の面前でそんなおおっぴらに言うんですか!」

「は!?だって骸が…」

「だっても糞も無いんですよ!」

「えー…」


学校帰りの道のど真ん中で女子中学生の下着の色がピンクだと解ったら世の中の親父風情が想像してニヤニヤ気持ち悪い笑みを浮かべ、はたまた夜のおかずにあーんいやーんなんて事になるでしょう!?堪りませんよ、見知らぬ人間に想像であっても大事な大事な名前を汚されたとあらば輪廻巡らせるくらいじゃ済ませられない。


「良いですか、人前で下着の色なんて言ってはいけませんよ」

「なんで…聞いたのは骸だよ?」

「…では聞いたら他の方にも教えるのですか?」

「事と次第によったら、おしえる…」


教えるんですか、許しませんよ。そんなふしだらな!寧ろ僕が聞きたい、毎日下着を見てオーイエーしたいですよ!ですが本当に困った。この天然さは危ない、いつか知らない雄豚どもに「名前ちゃん、体のマッサージしてあげるよ。毎日お疲れでしょ?」とか言われたら真に受けて本当にマッサージという名のセッ…!


「ぶほっ…」

「ちょ、骸!?」

「何でもありません…何でもありませんが、下着の色は教えないで下さい」


しっかり肩を掴んで名前を見ると目線を反らされた。


「なっ…(嫌だと言うんですか!?)」

「(骸鼻血出てる…)」

「そんなに世の中の親父どもにピンクを主張したいならいっそ下着なんて履かないで下さい!」

「えっ…」


名前に抱き着いて無理矢理腕の中に納めた。特に反抗する訳でも無く立ち尽くす名前が可愛いが何か、視線が…?



―ニタニタ―
―にやにや―


纏わり付く視線は禿げかけたサラリーマンの物だった。そんなに名前の下着が見たいんですか!それとも下着を履くなっ言ったから脱ぐとども思ってるんですか!

死ね、世の中の中年糞変態親父は全てガチホモになれば良い!


「名前の下着は見せませんよぉおお!!」

「ええっ!?な、何言ってるの…見せたりしないから!」

「名前の全ては僕のモノです」


ぎゅう。
誰にも見せない様に強く強く抱きしめる。



すると唇に

チュ、

甘くて、柔らかな感触








「…私、も…」

「はい?」

「骸の全ては私のモノ、だよ?」


ああ、愛しい名前!


「大好きですよ」

「うん(でも鼻血出てる…)」


通り掛かりの親父どもはやってられっかと溜息を吐いた。





(あの、骸…)
(何ですか?ちなみに今後一切下着の色は人に言ってはいけませんよ)
(え、だから…)
(返事は?)
(…)
(へ・ん・じ・は?)
(……はい)



骸の歩いた後は鼻血が落ちていたと後日名前は語った。





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33333HIT蓮咲焔様リクエスト骸ギャグ甘嫉妬夢でした!
何たる駄文…
一応補足として天然名前ちゃん→パンツ色骸聞く→普通に答える→それが気に食わない骸→誰にも教えて欲しくない(嫉妬)→わー、みたいな流れです^^;
蓮咲焔様お待たせしてしまいすみませんでした!





20090925

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あきゅろす。
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