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ごった煮な部屋
拍手20(長編夢・たどり着いた場所は/音也)
初めて挨拶した時すぐに挨拶を返してはくれたけど、何故か雪哉は驚いた表情をしていた。

少し気になったけど、それからも話しかけまくっていたらいつの間にか、大好きになっていた。

何でこんなに気になるんだろう。あまりにも楽しそうにマサや那月と話しているのを見るとほんの少し胸が痛む。



「えへへー」

『音也、重い』

そう言ってても本当に嫌そうな顔はしない。


「じゃあ俺にももたれかかっていいよ!」

『...いや、そういう意味じゃないんだけど、じゃあお言葉に甘えて』

雪哉はぐいー、と俺の肩にもたれかかってくる。いや、でも何ていうかこれは。



「〜〜!!うわー!!」


『ぎゃああ!え、何で突き飛ばした...?』


「やっぱ重い〜とか言ってるだけでいいよ...」

自分の心臓がもたない。


急に突き飛ばしたりして怒ってないかなと不安になって振り返ったら、笑っていて。

俺、その仕方なさそうに笑う顔好きなんだ、なんて言ったら今度はどんな顔をするんだろう。


どんな表情だって、好きなことには変わりないんだけどね。


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あきゅろす。
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