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「なに、を……」

「訂正します。生き返らせました…詳しいことは朽木ルキアに話しております。」


混乱した。
生き返らせたなんて…そんなことしたら、フォルセティア…あなたが死んでしまう。


「俺は、ウルキオラ様の母体となります。これからも3人一緒です」



違う、違う違う違う違う違う…違う………

私はそんなことの為にフォルセティアを置いたんじゃない。



「フォルセティア…だめ…」


ふんわりとした笑みが私に向けられた。
サラサラと散っていく砂は記憶に新しい。

ウルキオラのものと全く同じ。



「いやだ…」

「俺は麗那様の元に居られて――……」



完全な砂と化してしまった彼の砂の中に、包まれた一つの何かがあった。
それはウルキオラだと知らされるまで時間がかかり、優しく持ち上げた朽木ルキアは静かに涙を零していた。



「あ…、ああああっ、ああぁぁぁああああああああ……っ」



悲しい。
置いていかないで。

私を一人にしないで……


いかないで、フォルセティア…っ










――俺は麗那様の元に居られて、幸せでした――










(だから、ありがとう)








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110605

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あきゅろす。
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