2
2年と言えばやっぱり!!
「えー…この時間は修学旅行の班決めをします」
「「「イエーーーーイ!!!」」」
浮かれている教室。
私もその内の一人なんだけどね。
班を決めると行っても、女子と男子混合の班をつくらないといけないんだよー。
1つの班は5,6人。
こりゃ決まりっしょ☆
「朔弥ー♪一緒の班になろうねー!!」
「フフフ、私も一緒よ」
「ん」
「じゃあ俺達と組んで5人!これで決定でいいだろぃ?」
そこにブン太と仁王が入ってきた。
うん。他の人たちと組むよりもいいかもしれない。
しかも、一早く2人がこっちに来た理由もすごくわかる。
ハイエナのように狙っているクラスの女子から逃げてきたんでしょ?
分かりやすいなー。
「うん、じゃあこの5人で決定だね!!」
大まかな内容は決まっているけど、そこまで束縛されていなくて。
班でここに行きたいとか言って許可がもらえればいいらしい。
こっちにはアメリカに行ったことのある朔弥がいるから楽しみだよぉ〜〜♪
決まった班からどこに行きたいのかを決めるらしい。
学校で決められているのはネズミーランド。
あとは、大きなショッピングモールだ。
「じゃあ、この辺で行きたいのを見つければいいんだね?」
「んー…ランドはいいとして。問題はここよね。」
優希が指さしたのは大きなショッピングモール。
香水とか売っているところと、ちょっと歩いたところにある服とか食事系のところ。
時間が指定されているから全部回るのって難しいよね、やっぱり。
「なぁー。この周辺で美味い店とかねぇの?」
「ブン太…ここでも食べる気?」
「だってくわねぇと損じゃん」
視線を朔弥に向けたら、おいしいお店と、安くてかわいいお店。
見どころとかを教えてくれた。
あと、踏み入れちゃいけないところも……ι
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