[携帯モード] [URL送信]
2


「……っ、はぁ〜〜〜〜…」

「10代目!どうされましたか!?」

「あ、ううん。大丈夫…。」

「しっかりしろ、ダメツナ。入って転ぶなよ?」

「う、うるさいなぁー…そんなことしないよ!!」




どうだか。





ちなみに、リボーンはシャマルに(無理矢理作らせて)もらった薬で私たちとあまり変わらない年齢まで成長させている。

効力は1日らしい。

骸は、退屈なのか髪を結いなおししている。

少し長くなった髪の毛は、尻尾のようだ。







「紹介します。

彼が私の後継者、ボンゴレ10代目です」






9代目の言葉で、ツナの表情は一気に変わった。

落ち着かない彼はそこにいない。

深呼吸した後、超モードのような雰囲気を纏うツナは、背筋を伸ばして、一歩踏み出し始めた。





「さぁ皆、行こうか」





ガコン...





凪とビアンキによって開かれる扉。

ツナに続いて私達は会場に足を踏み入れた。





ツナは9代目の隣に立ち、会場を埋め尽くす人を見渡す。

ホールにいる人達はツナが来ると跪き、胸に手を添えて頭を下げる。





「本日は、我等ボンゴレのパーティーにお越しくださいまして誠にありがとうございます。

心行くまで、楽しんでいってください。」


[←][→]

あきゅろす。
無料HPエムペ!