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そして、24日。
私は今現在、ゆーしと遊んでいます。
いわゆるデートです!!
これがまたゆーしはロマンチスト!
流石ラブロマ系好きなだけあるよ…うんうん。
「ふ…くしゅっ!!」
「里緒、それ何回目や?」
「んぁー…10回目位?」
「実際もっとやけどな。……ほな、手繋ごか?」
ゆーしは手を差し出してきて。
なんか恥ずかしいけど…ゆっくりと掴んだ。
やべ。
ゆーしの手、おっきいや。
しかもあったか〜い…
「なんや、氷みたいに冷たいなぁ…」
「ゆーしはあったかい…人間ホッカイロー」
ぽかぽかしてるから、恥ずかしさよりも暖かさ求めちゃうなー。
バカッポーにならないように気をつけないと…!
「ねぇねぇゆーし。なんでベー様は明日パティーなんて開くの?今日で良かったじゃん。」
「なんや、父親に会社のパーティーに出席するように言われたそうや。」
んーー…次期社長だから、とかやつかな?
ベー様、俺様だけどまとめる力は中学から発揮してるし、そろそろ勉強を…ってやつかな。
「なんか、大人の世界って感じー。」
「せやな。」
「ゆーしは、この先のこととか考えてる?将来何になるとか。」
「なんや突然。…医者になるのは、決定やな」
「……」
幼女を診察?
それとも禁断の医者同士のじゃれあい?
後者希望。だってパラダイスじゃん!!
じゃれあうイケメン2人……鼻血が出ちゃうよ…
「里緒ーー?戻ってきぃ」
「………ただいま!」
「ん。」
「医者って…何科?えっと、皮膚科とか外科とかあるじゃん?」
「あぁ。……内科やろな。」
ダメだ。
妄想が止まらない……。
ベー様が診察に来たとしたら…
やっぱり忍跡かな。攻めだよねー、ゆーしって。
「アカン。ニヤニヤやないの」
「ふふふ…ゆーしの将来が楽しみ♪」
「なんや、身の危険をかんじるわー」
大丈夫大丈夫。
身の危険はベー様だから!
「それはそうと、里緒。そろそろ夕食食べに行くか?」
「はーーーい!!」
NEXT...
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