[携帯モード] [URL送信]
3



そして、24日。

私は今現在、ゆーしと遊んでいます。

いわゆるデートです!!

これがまたゆーしはロマンチスト!

流石ラブロマ系好きなだけあるよ…うんうん。





「ふ…くしゅっ!!」

「里緒、それ何回目や?」

「んぁー…10回目位?」

「実際もっとやけどな。……ほな、手繋ごか?」





ゆーしは手を差し出してきて。

なんか恥ずかしいけど…ゆっくりと掴んだ。


やべ。


ゆーしの手、おっきいや。

しかもあったか〜い…





「なんや、氷みたいに冷たいなぁ…」

「ゆーしはあったかい…人間ホッカイロー」





ぽかぽかしてるから、恥ずかしさよりも暖かさ求めちゃうなー。

バカッポーにならないように気をつけないと…!





「ねぇねぇゆーし。なんでベー様は明日パティーなんて開くの?今日で良かったじゃん。」

「なんや、父親に会社のパーティーに出席するように言われたそうや。」





んーー…次期社長だから、とかやつかな?

ベー様、俺様だけどまとめる力は中学から発揮してるし、そろそろ勉強を…ってやつかな。




「なんか、大人の世界って感じー。」

「せやな。」

「ゆーしは、この先のこととか考えてる?将来何になるとか。」

「なんや突然。…医者になるのは、決定やな」

「……」





幼女を診察?

それとも禁断の医者同士のじゃれあい?

後者希望。だってパラダイスじゃん!!

じゃれあうイケメン2人……鼻血が出ちゃうよ…




「里緒ーー?戻ってきぃ」

「………ただいま!」

「ん。」

「医者って…何科?えっと、皮膚科とか外科とかあるじゃん?」

「あぁ。……内科やろな。」




ダメだ。

妄想が止まらない……。


ベー様が診察に来たとしたら…

やっぱり忍跡かな。攻めだよねー、ゆーしって。






「アカン。ニヤニヤやないの」

「ふふふ…ゆーしの将来が楽しみ♪」

「なんや、身の危険をかんじるわー」





大丈夫大丈夫。

身の危険はベー様だから!





「それはそうと、里緒。そろそろ夕食食べに行くか?」

「はーーーい!!」




NEXT...
100304

[←]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
無料HPエムペ!