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青いレモン、大空にA
 

アイツはボンゴレのボスになったのに 変わっていない
むしろ、拍車がかかったような気がする


「はい、今日はレモンティーにしてみたんだ。最近仕事が多いから、リラックスできるように」

そういうツナの手にある盆の上にはまだ清々しい青いレモンの香りのするコップが六つ並んでいた。

「はん、ダメツナが。それでミスったら間抜けだぞ」
「リボーンはそんなことないだろ。ってか、みんなしっかりしてるし」

そこで何を思ったのか、小さくつぶやいて落ち込んだように息を吐く。

俺はそのため息がいやで
いつもよりぶっきらぼうに言う

「おいボンゴレ。俺にもよこせコラ」
「あぁごめんごめん。はい、コロネロ。熱いから気をつけてね。マーモンもラルもスカルも」
「ありがと」
「・・・・あぁ」
「ありがとうございます」

三者三択の返事を笑顔で聞きながらツナはソファーに座る

そこは

 俺 の 隣 で、 ふたりがけの ソファー

俺に四つの殺気が集中する
でも俺はそんな軟弱な殺気より、ツナの方に意識がいっていた








 



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