♪年下の彼の不器用な甘え方 (1×年後・純情コロ×大人ツナ) ツナさん視点で。 出会い頭、突然の出来事。 三ヶ月ぶりに会えた彼に、「久しぶり」も言い切れぬままベッドに押し倒された。 すぐ傍から深く長いため息が聞こえる。 思わずキョトンとしてしまった。 ひし、と抱きしめてくるその大きな身体(オレより一回りは年下のくせに…!)は、声をかけようとするたび、込める力を強めてくる。 ちょっと…いや結構…苦しい。 けど、普段からあまりこういった甘えることをしない子だから、拘束される痛みさえ、可愛いなぁなんて一言で簡単に許してしまっていたりして。 正面からオレの首筋にうずめられた形のイイ頭が、たまにむずがるようにみじろぐ。 それがまたくすぐったい。 「どうしたの、」なんてやわく声をかけつつ、彼のサラリと触り心地の良い金髪を撫で梳く。 よしよし、宥めるみたく背中も優しくぽんぽん叩く。 そうしたら、恥ずかしそうに耳元で、ごにょごにょ言葉にならない声がした。 照れくさそうなコロネロの声。 オレからすれば高い天井しか見えないんだけど、コロネロの顔はきっと真っ赤なんだろう(だってすっごい体温が上がってる)。 うん?と促すと、今度はしっかり聞き取れる言葉で彼は呟いた。 「だから、…しばらく会えなくて寂しかったんだっつったんだ、コラ」 そう言って不機嫌そうに上げられた彼の顔は、本当に真っ赤だった。 …ああ、もう! こんなにまで言葉でも態度でも示されちゃ、オレ、嬉しくってこれからなにされてもウッカリ許しちゃいそうだよ! (可愛い可愛い年下の恋人) * * * * * で、結局雪崩れこむように色々やらかしました、と(ちょ、純情コロ様どこいった)。コロ様はアレで甘えてたのですねー。 コロ様の挙動に一々キュンとするツナさん…!(笑) |