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小説
オレと元凶。
(※本編前)



トゥエ レィ ズェ クロア リュオ トゥエ ズェ

クロア リュオ ズェ トゥエ リュオ レィ ネゥ リュオ ズェ

ヴァ レィ ズェ トゥエ ネゥ トゥエ リュオ トゥエ クロア

リュオ レィ クロア リュオ ズェ レィ ヴァ ズェ レィ

ヴァ ネゥ ヴァ レィ ヴァ ネゥ ヴァ ズェ レィ

クロア リュオ クロア ネゥ トゥエ レィ クロア リュオ ズェ レィ ヴァ

レィ ヴァ ネゥ クロア トゥエ レィ レィ



真っ暗闇の中を彷徨い、鳴き声を頼りに探してみれば。
なんと赤ん坊でした。

その赤ん坊は、レプリカルークでした(しかも独断で『ルー(光輝く者)』と名付けた)。

腕の中で時折愚図るルーをあやす為に唄でもと思い、口から出てきたのは何故か大譜歌。

親戚のお子様達を寝かし付ける時にも歌った事あるけど。
しかも、すんげー寝付き良かったけど。

何故じゃ?(←BASARAの不幸体質な人の口癖)






―――呼んだか、異界の者よ

(…やっぱりテメェかぁぁあ!!)


ローレライ顕現。
ゲームで見た事あるもん、この発光体。


「オレを『異界の者』呼ばわりするたぁ、テメェがオレを連れて来たんだな?」


漸くスヤスヤと寝息をたてるルーを起こさない様に、小声で凄む。


―――然り

「………こンの不思議発光体め。ルー抱いてなかったら、ぶん殴ってるところだ」

―――? 我が愛し子の事か?

「他に該当者が居るか?」

―――確かに。………まさか我を喚ぶ契約の歌を歌えるとは思わなんだ

「あ? 歌えちゃマズいんか?」

―――否。とある条件により、契約の上書きが可能となる。我が愛し子の為にも、是が非でも我と契約して欲しい

「………………いいぜ。ただし条件がある。いいか、ローレライ。ルーの事を『ルーク』なんて呼んでみやがれ? オレは全身全霊、渾身の力で以てテメェを蹴るからな。あ、因みにオレの事は、『ルキフェル(堕ちた暁の明星)』―――ルキ、でもOK――だ。それと契約………『是』しかねぇな」


ニヤリと笑いながら言う。
自分の名前は咄嗟に、某魔王様の名前付けたけど………いいよね?


―――委細承知した。契約は忌々しいユリアの子孫次第だ

「は? 忌々しい? 惚れてたんじゃなくて?」

―――否!! 2000年もの間、我を地核に縛り付けた元凶ぞ!? 惚れた、なぞ誰の言葉か知らぬが、おぞましいにも程がある!!


………おぞましいにも程があるんかい。
しかもそんな憎々しげに………。

思わず心の中で突っ込んだオレは悪くない、と思う。


「解った、オレが悪かった。ルーが起きるから、大声出すな。それとな、出来たらベビーベッドか揺り籠くれ、腕がヤバイ」


赤ん坊と侮るなかれ。
2〜3sある物体を抱っこし続けるのは結構辛いのだ。
さりげなく左右と抱き直してはいるが、いい加減痺れてきた。

ポウッと淡い発光と共に出てきたのは、揺り籠だった。
有り難いことに、布団付き。
即座にルーを起こさない様に揺り籠に乗せ、痺れた腕を解すようにマッサージ。






その後、ローレライからユリアにまつわる様々な事象を聞き。


「諸悪の根源は、根絶やしにしないと駄目だよな?」


『聖女ユリア』→『諸悪の根源』という認識となり、目出度くユリア嫌いも加わった。

この時のオレは、どず黒く、且つイイ笑顔だったと後日ローレライが語る。

放っとけ!!



'12.10.01

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