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短い夢
眠り王子(芥川)
 


今日はサボり日和←

晴天快晴万々歳!!


ってなことで…

授業なんて受けてらんないっての!!

だから、今屋上でサボタージュ中!


『んー、風邪が気持ちいですな!』


私はしばらく空をながめてぼんやりしていた……



――――――――



あれっ?

なんか頭が重い…


ああ、私あのまま寝ちゃったのか…


……………ん?


なんか、太ももあたりが重いような…


『えっ…』


そこには、ふわふわとした金髪が可愛い寝顔で寝ていました。


さ、作文!?


……………さて、一人でノリツッコミは面白くないから止めよう…


まずは、この金髪こと芥川慈朗をどうにかしなければ!

よしっ、まずは起こそう。


『………っ。』



出来ない!

出来るわけがない!!

こんな気持ち良さそうに寝ている天使を起こせない!!


ああ、神よ!!

これは私に対する試練なのですか!?


『どうしよう…』


足が痺れてきたぁぁああ!!

なんかジンジンするよ!?


『……ううっ。』

「ん〜。」

『!!』

「あれ?君は…」


おきたぁぁああ!!

おお!神よ!!

ありがとうございます!!!

これで、私の太ももは救われる←


「あー!!皐月ちゃんだC〜!!」

『えっ?なんで私の名前…』

「なんで、ここにいるの〜?」


スルーっすか!!

スルースキル発動すか!?

てか、なんで君がいるのかはこっちが聞きたいよ!!


『えっと、私はなんで私の太ももで寝ているか聞きたいんだけど…』

「え〜と、ああ!思い出した!!」

『へっ?』

「俺、ここで昼ねしようと思ったら、皐月ちゃんがここにいてひざ枕してもらったんだC〜」

『………』


ひざ枕をOKした覚えはないよ!!

ああ、つまりいいところに枕があったから寝た訳ですか。さいですか!!


『えっと、芥川君私の太ももから降りてほしいんだけど…』

「A〜。あとちょっと〜。」


くそう!!可愛いやつめ!!

って、私の太ももが限界なんだよ!!


『ごめん、無理。』

「A〜、じゃあ…」


芥川君がいきなり起き上がったと思ったら顔をぐっと引き寄せられた。


ちゅっ


そんなリップ音がしたような気がした。


「これで許してあげるC〜。」


私は少しの間フリーズしていたので、自分がキスされたとわかるのに時間がかかった。


今の私の顔はきっと真っ赤だ。


「あと、ジローって呼んでね!」


そう言って芥川君…ジローは屋上を出て行った。


ああ、神よ。

私はとんだ勘違いをしていたらしい。


だって、ジローの不適に笑った顔は…


小悪魔だもん。




そんな、小悪魔に


私は今恋をした。




―――――――――――――――――――


あっれー??

純粋なジロー君書くつもりだったのになー

相変わらず意味不明←


頑張ります!!



110212

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あきゅろす。
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