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短い夢
彼氏彼女(宍戸)
  


『はぁ、またか…』

「どうしたのさ。」

『これ…ね。』


私がいま持っているのはラブレター。

勿論、男子からのね…。


私は世間一般では美形という分類に入るらしい…

それで、一週間に2回は告白されるんだ…

全部断ってるけど…


だって私には……


「まあ、皐月には愛しの宍戸がいるもんね〜。」

『…………うん。』


そう、私は公開はしてないけど宍戸亮の彼女です。

亮とは幼なじみだったけど、亮から告白されて見事に彼女に昇格。

嬉しかったな。


今は亮はテニスを頑張ってるから、そっちに専念してもらってる。

亮のテニス、大好きだから。


ガラッ!


「失礼します。江坂さんちょっといい?」

『なにかな?』

「話しがあるのよ。ついて来て。」

『うん…わかった。』


いきなりなんだろ?

私は友達にちょっとでることを言って、女子についていった。



着いた場所は屋上。

そこには10人ぐらいの女子がいた。


『あの…話しって…』

「江坂さん!斉藤君と付き合ってるって本当!?」

『え?』


なんで斉藤君と?

斉藤君とは女子の中では人気の高い男子だ。

なんでそんなのが?


『ち…違う!斉藤君と付き合ってなんかないよ!!』

「嘘よ!斉藤君本人が言ってたのよ!」

「噂では宍戸君とも付き合ってるんでしょう!!」

「サイテー。」

『違うよ!私が付き合っているのは斉藤君じゃない!!』

「煩い!!」


リーダーと思われる子が私を殴ろうとした。

私は目をつぶって痛みを待った。

だが、痛みがいつまでたっても来ない。

恐る恐る目を開けると…


「…大丈夫か?皐月。」

『…亮。』


亮が殴ろうとした女子の手を止めていた。


「たく、一人相手に十人でくるとは………激ダサ。」

「し…宍戸君。」


私もびっくりしたけど女子達もびっくりしていた。


「お前らなにしてんだよ…」

「宍戸君!江坂さんと付き合ってるの!?」

「江坂さん、斉藤君とも付き合ってるんだよ!!」

「その子に騙されているよ!」

『…なっ!違「そんなわけねぇだろ!」…亮。』


「お前らの言う通り俺は皐月と付き合ってる!それに、皐月が二股かけるようなやつじゃないってわかっているからな!!」


亮は私のことをそんなに信じてくれてたんだ…


「っ!!宍戸君にそんな子釣り合うわけない!」

「そうよ!!」

「釣り合うかどうかなんて関係ねぇ!!俺は皐月が好きだ!俺が誰と付き合おうとお前らには関係ねぇだろ!わかったら、ここから消えろ!」

「……っ。」


亮が言ったあと女子は半泣きになりなから屋上から去っていった。


『亮、よかったの?公開しちゃって…』

「……いいんだよ。テニスは好きだが、皐月の方が大好きだ//」


私は顔が赤くなるのを感じたけど、亮をにおもいっきり抱き着いた。

私なりのテレ隠し。


『亮…ありがとう。それに、助けてくれて嬉しいかったよ!!
………私も亮が大好き!//』

「おう!//

………皐月、斉藤って…」

『………斉藤君は私が二日前にフッた人だよ…。』

「(あいつ………絶対にシバく!)」


次の日。

亮と私が付き合っていることが広がっていた。

そして、半泣きの斉藤君が私に嘘のことについて謝ってきた。

ちなみに、亮がテニス部のみんなにからかわれたのは言うまででもない。



―――――――――――――――――――
あとがき


あっれー?

宍戸ってこんなキャラだっけ?

純粋ボーイ要素が全然ない←

まあ、頑張ります。


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