サービス



「…ん、」
「先輩、どうですか?」
「んっ、ふ…」
「気持ちいい?」
「ん…、う」
「ここ?」
「あ…っ、うあ…」
「強くしますよ」
「んんっ、んう…!」


「いたたたた!!!!」


わたしは俯せの状態から勢いよく上半身を起こした。生憎腰から下は綾部が乗っているから動かせない。


「綾部力強い!痛いとこは特に優しくやってよ!」
「優しくしてますが」
「こってるから痛いの…」


わかりましたよ、と綾部は渋々肩揉みを再開させた。用具委員会の手伝いをしてすっかり凝ってしまった肩はまるで石のようにがちがち。堪らなくてちょうど通り掛かった綾部に作法委員会で使う部屋で肩を揉んでもらっている。なぜかあった枕を顔の下に置いて声を殺す。まだ綾部以外の作法委員は来てなくて二人きり。まあこんな格好他の人に見られるのも恥ずかしいけど。


「ん…」
「………」
「ん、ふ…う」
「……先輩、」
「…ん、なに…?」
「エロいです」


ぶんっ、ぱし。
くそ、腕回して殴ったのに掴まれてしまった。仕方ないでしょ、痛いんだから。


「誘ってます?」
「なわけないでしょ!」
「ちっ」


え、舌打ち。何この子たまに恐いんだけど。わたし先輩だよね?


「綾部、もういいよ。ありがとう」
「いいえ、まだです」
「は?もうだいぶ楽になったって!だから降りて!」
「やです」
「ぎゃっ」


ぐいっ、とまた強く押された。しかも痛いところ。おりゃおりゃと何度も押されてホントに痛い。


「いでででで!!ま、マジでやめてええ!!!!」




サービス
(ですよ、先輩)





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ベタですみません
えろにしなかった自分に拍手←

090928



あきゅろす。
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