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短編
片ー6
走って走って走って…………
街が見えたぁ――!!
ちゅど―――んっっ

おぉ〜〜爆発したなーこりゃぁ盛大に。
俺達は街の入口あたりにある酒場に駆け込んだ。

「あ゛――疲れた――――」
「足がパンパンよ〜」
「ぶ……無事にたどり着いて何よりです」


一息着いた俺達の耳に早速騒ぎを聞き付けた奴らの話し声が聞こえてきた。

「おい聞いたか?さっきの爆発音」
「あぁ。森が半分吹っ飛んだらしいな。」
「バカそんな生優しいモンじゃねぇよ。全壊だ。」
「マジでぇ!?」
「マジ!!」


……ぅをぃ………………全壊だぁぁぁ!?


「と……とりあえず何か飲まねぇ……?」
「そっ……そぉねっっ私喉渇いたわ〜〜」
「そぅ……しましょうか………」

なんで俺達は顔引きつらせて乾いた笑い声出してんだよっ。
そう!!
あそこはモンスターの巣だから問題ねぇんだっっそうだ!!

ま、そんなわけで、無事にクリスを彼女の所まで送った。
俺達はクリスと別れた。
依頼は行きだけだからな。
「疲れたわね〜〜」

リィマッその言葉待ってたぜ!

「じゃ、宿で一休みしよう!」
「そうね。急いで出かけなくてもいいからね〜」
「もちろんベットはひとつの部屋を!」
「そうねって言うわけないじゃないっっ」

バコッ

また杖で頭を!

「おっ俺は本気だぁっぐおぉぉぉぉっ」

体を電流がぁぁぁぁっし、しびれるぅぅ〜

「また一晩縄に巻かれて床で寝たいのかしら〜〜?」
「それは勘弁〜〜」

仕方ねぇ………いつか必ず!!

バコッ

「いやらしい顔しないの〜!」

……おとなしくしてようか……。


俺達は疲れをとる為に宿を探しだした。

END


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