本丸の中心で嫌いと叫ぶ(鶴丸国永)
※妄想だけで書いてるのでキャラが違ってたらごめんなさい。
綺麗な白い着物で、戦いには向かないのではないかと目を細めた私に鶴丸国永はニコッと笑い「白い着物に赤が映えて鶴みたいだろう?」と言ってのけた。
返り血が映えてまるで鶴のようだと。
「俺たちのことを知ってはいるけど、分かってはないよななまえは」
鶴丸国永はいつものように私にドッキリと言う名の奇襲を掛けた。
畑仕事をして泥を被り、折角の綺麗な白が台無しだと手ぬぐいで泥を落とすと鶴丸国永はニコッと笑って上の発言をしたのだ。
「どう言う意味ですか?」
ここに住まう神様たちは苦手だ。
優しくて人間臭くて、それでも線引きを感じさせられるから。
「でも俺は何も分からないお前を愛おしく思うぜ」
いつものように笑いながら、それでも淋しそうに見えるのだからワザとなら大変タチが悪い。
「私は、鶴丸さんが苦手です!私の話きかないし!私が苦手なの知ってる癖に勝手に近づいて、勝手に傷ついたみたいな顔する貴方が!大嫌い!」
手ぬぐいを投げつけると、ポカンとした表情の鶴丸国永。
「ハハ、何だか好きって言われてるみたいだな」
「馬鹿!」
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